宝塚歌劇花組トップスター真飛聖 インタビュー後編
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「One」の歌詞に込めた思い
 「One」には、“出会いを大切にしたい”という思いを込めています。私は日々、宝塚の仲間やファンの方々と一緒に一つのものを創る喜びや信じあえる喜びを感じていますが、こんなに沢山の人がいる中で出会えたこと自体が奇跡だと思いますし、そこでお互いに良い関係を築くことができたら、出会えた喜びはさらに大きくなります。
誰もが出会いの喜びを感じて、そこから生きる希望が生まれたら素敵ですよね。東京の夜景を眺めながら作詞したんですよ。
 今日は「花舞~HanaMai~」のイメージで、爽やかな雰囲気にしてみました。ファッションのこだわりは特に無いのですが、買い物に行っても目に入るのはやはりパンツスタイルです。好きなアイテムは帽子。同じ形を色違いで揃えたりして、沢山持っています。ちょっとしたワンポイントと喉のケアを兼ねて、巻物をすることも多いですね。
ヘアサロンに行ったらファッション誌をチェックしますが、メンズ系の雑誌の方が参考になります。職業病ですね(笑)。
男役スター・真飛聖が考える女性の魅力
男性を演じていて思うのは、深い母性本能を持つ女性の美しさです。男性が女性を包み込むのが当たり前と思われがちですが、相手を心で包み込むような女性の眼差しには励まされますね。
瞳の輝きが希望に満ち溢れている女性、芯が通っている前向きな女性が魅力的だと思います。
オフの過ごし方
 海外など、見慣れない風景の場所にはあまり行かないですね。行くと、「あれも見たい、これも見たい」と早起きして遅くまで出かけてしまうので気が休まらないんです(笑)。それよりも、国内の温泉地や人里離れた所に惹かれます。
宝塚の舞台を観たお客様は、「ショーを観ると元気になる」とおっしゃいますが、ステージにいる私もお客様からエネルギーを受け取っています。この一体感が宝塚歌劇の魅力だと思うのですが、自分がしっかりとパワーを持っていなければ、お客様に良いエネルギーをお届けできません。そのためにも、心身共に充電できる場所を見つけたいですね。
これまでの宝塚生活で一番うれしかったことは?

 宝塚生活10年目にして星組から花組に組替えになったのですが、それによって仲間が倍に増えたことです。お互いを奥深く分かり合える信頼関係というのはやはり組の中で生まれるものですから、この喜びは組替えしたからこそだと思います。最初は緊張と不安で一杯でしたが、それが全て喜びになりました。
2007年の12月から花組の主演男役に就任させて頂いておりますが、宝塚に入った当初、私はいわゆる“男顔”ではないこともあって、「男役としての自分」を否定した時期もありました。10年近く続いたその葛藤を乗り越えられたのは、「宝塚にいる限りは、男役を楽しまないでどうするの」という上級生の言葉があったからです。自分は自分、真飛聖という男役を確立すればいいと思えた時から、どんどん楽しくなっていきました。
今は、主演男役である私を支えてくれる花組みんなの気持ちに、全力で応えていきたいと思っています。


東京宝塚劇場にて3月22日まで公演 幻想歌舞劇『太王四神記』 中央が真飛聖さん



ファンに見て欲しい、’アーティスト・真飛聖’

 舞台では、濃い男役や王子様など色々な男性を演じ分けるのですが、アーティストとしての私はそこから180度違う、普段の姿。そのギャップを楽しんで頂ければと思います。 今回の「花舞~HanaMai~」は明日に向かって元気一杯、という爽やかな仕上がりですが、機会があれば、クラシック、ジャズ、ヒップホップなど、歌ったことのないジャンルも挑戦してみたいですね。自分自身でもどう広がっていくのかわからない、真飛聖の可能性を楽しんで頂ければ嬉しいです。


CDジャケット撮影時

CDジャケット撮影時のスナップ
真飛聖花舞~HanaMai~真飛さん自身が作詞をした「One」ほかを収録した待望の初オリジナルソロCD!
TCAC-360
価格:1,500円(税込)
発売日:2009年1月14日

Track List
1:花舞~HanaMai~ 作詞:市川喜康・飯田高広 作曲・編曲:飯田高広
2:One  作詞:真飛聖・市川喜康 作曲:市川喜康 編曲:中村タイチ
3:三日月 作詞:絢香 作曲:西尾芳彦・絢香 編曲:中村タイチ
4:花舞~HanaMai~[Instrumental]
5:One [Instrumental]
6:三日月 [Instrumental]



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